【社員インタビュー】“好き”を力に。アニメーターからマネージャーへ

こんにちは。株式会社テクロス 採用担当です。
今回は、中途入社からわずか2年目にしてアニメチームのマネージャーに就任したK.Sさんにインタビューを行いました!
アニメーション制作の道を選んだ理由や、仕事へのこだわり、マネージャーとしての想いなど、たっぷり語っていただきました。
「イラストよりアニメが自分に合っていた」—創造性を楽しめる仕事へ
学生時代からイラストに興味があり、自作のキャラクターをLive2Dで動かすなど、趣味としての創作活動を続けていたというK.Sさん。
最初はイラストを仕事にしたいと考えていたそうですが、あるとき求人で目にした“アニメーション制作”に強く惹かれたといいます。
前職で受けていたイラスト業務は指示が細かく、工夫の余地が少なかった、アニメは“こう動かしてください”という最低限の指示の中で、動かし方を自分で工夫できるんです。たとえば、剣を振るというアクションでも、“どこからどう振るか”は自分の表現次第。
その自由度が、今の仕事のやりがいに繋がりました。
骨組みだけ渡されて、肉付けは自分で行う感覚。そこにやりがいと楽しさを見出し、本格的にアニメーションの道へ進むことを決めたそうです。
好きなゲームに関わりたい”という気持ちで株式会社テクロスへ
前職ではさまざまなIP作品に携わり、Live2DやSpine、Unityなど、複数のツールを扱う経験を積んできたK.Sさん。転職活動をする中で、もともとプレイしていた「株式会社テクロスのゲーム」に関わりたいという想いが募り、当社への入社を決意しました。
「プレイヤーとしてずっと楽しんでいたからこそ、“こう動かしたい”という理想が自然と湧いてきて。だったら、自分の手で理想の表現を形にしたいと思ったんです。」
面接では、形式張った質問よりも会話ベースの面談が印象的だったとのこと。「いじわるな質問がなく、自然体で話すことができた」と、ポジティブな印象を語ってくれました。
マネージャーとしての視点とチームの強み
現在はアニメチームのマネージャーとして、日々メンバーと向き合っています。もともとリーダーとしてチーム内を積極的にサポートしていたKSさんにとって、役職が変わってもスタンスは大きく変わらないといいます。
自分から現場に足を運んで、メンバーがどんな悩みを抱えているのかを聞きに行くのは、今も変わらず続けています。
他部署と連携する中で、アニメチームの強みとして感じているのは「思考力と創造性」だそうです。
みんな“どうしたらもっと魅力的に動かせるか”を常に考えています。そしてフィードバックを受けた後には、自己分析をして、より良い表現へと昇華していく力がある。そんなプロ意識の高い仲間たちと一緒に仕事ができるのは、とても誇らしいですね。
自分の表現を発揮できる、自由な制作環境
K.Sさんが当社で働く中で特に魅力に感じているのは、“クリエイターだからこその自由度の高さ”だと語ります。
必要最低限の指示の中で、自分のアイデアをどう組み込むかが任されています。“こう動かして”というざっくりしたオーダーに対して、キャラクターの性格や世界観を考えながら動きをつける。難しさもありますが、自分の表現が作品に反映される喜びは大きいです。
実際に、「もっとこうした方が良い」と感じた場面では、既存の制作方法を見直し、使用するツールやアプローチそのものを変更した経験も。
初めて任されたプロジェクトで、思うようなクオリティが出せず悔しい思いをしました。でもその経験から、提案する勇気の大切さを学びました。
今後の目標は「チーム全体で良いものを作る環境づくり」
以前は“トップクリエイターになりたい”と思っていました。でも今は、“メンバーが自分の力で良いものを生み出せる環境を作りたい”という想いの方が強いです。
現在はマネージャーとして、メンバーが生き生きと仕事に取り組める環境づくりに注力しているそうです。
最終的には、会社や業界全体が盛り上がるような影響を与えられる存在になりたいと語ってくれました。
最後に、応募を考えている方へメッセージ
自分の“かわいい”を形にしたい、そんな想いを持っている方にはぴったりの環境です。アニメチームは、こだわりを持って作品に向き合える仲間を歓迎しています。思い描いている表現を、一緒に実現していきましょう!
K.Sさんのお話からは、アニメーションという仕事の奥深さ、そしてものづくりに対する真摯な姿勢が伝わってきました。株式会社テクロスでは、こうしたクリエイター一人ひとりの「表現したい気持ち」を大切にしています。あなたも私たちと一緒に、“理想の動き”をカタチにしてみませんか?