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2024.05.09
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社員インタビュー ~アニメーター編~

社員インタビュー ~アニメーター編~

今日はアニメーション部門のM.Tさんにお話を伺おうと思います!簡単に自己紹介をお願いいたします。

はじめまして、アニメーション部門のM.Tと申します。2022年4月に新卒で入社しました。

学生時代の過ごし方

学生時代はどんな風に過ごされていたのでしょうか。

私は大学の油絵学科に入りましたが、通っていた大学は制作物の自由度が高く、油絵の他に立体作品を作る人がいるほどでした。私はゲームキャラクターへの恋愛感情をテーマに映像を用いたインスタレーションを、大学1年生の半ばから大学4年の卒業近くまでかけてシリーズで制作しました。元々絵を描くことが好きだったので、趣味として二次創作の同人活動もしていました。

テクロスへの入社理由

なるほど、就職活動はどういった軸で進められたのでしょうか。

就職活動はゲーム会社志望で進めました。自分の作品を載せたポートフォリオとエントリーシートをたくさんの会社に送りましたね。

就職活動をしていた時のテクロスの印象で何か覚えていることはありますか?

面接前にあやかしランブル!で遊ばせてもらったのですが、ガチャで出てくるレアリティが低いキャラクターのプロフィールの文章がユーモアにあふれていて。学生時代にソーシャルゲームをする中で、少ししか出てこないキャラクターにまで力を入れるゲームはそんなに無いなと感じていたので、主役じゃないキャラクターにまでユーザーが愛着を持てるように作り込むテクロスの社風はとてもいいなと感じました。

仕事内容について

入社以降アニメ部門に所属されていると思いますが、どういったお仕事を経験されてこられたのでしょうか。

入社してすぐはあやかしランブル!のチームに入り、敵キャラやSDキャラのバトル場面のモーション、攻撃するときのエフェクトなどを担当しました。3か月ほどたった頃に神姫プロジェクトのチームに異動し、昨年秋からはアニメーションチームのリーダーを務めております。今はアニメーションを作るだけでなく、他部門や協力会社の窓口として対応したり、監修やスケジュール調整といった仕事もしています。

チームリーダーになったことで何か変わりましたか?

業務内容がガラッと変わったので最初は大変でしたね。今がまさにプロジェクトのアニバーサリー前で、制作物が増えたりスケジュールが変わることがあってリーダーとして大変な時期なのですが、チームメンバーや他部門の方も頼りながら乗り越えたいなと思っています。

他部門と関わるようになったからこそ感じるアニメーション部門の良さはなんでしょうか。

アニメ部署にはいろいろな来歴の方が所属していますが、皆さんキャラのかわいさやエフェクトのかっこよさを表現するためにご自身の得意分野やこだわりを積極的に取り入れて制作に臨んでくださるので、お互い感化しあいながら仕事ができる部署だなと思います。また、ゲーム制作の流れでは中盤あたりに位置する仕事内容なので、イラストさんやエンジニアさんなど、他の部署さんとやりとりする中で学びを多く得られるのがゲーム会社のアニメーターという仕事だなと思っています。

イラストを動かす時は他の部門から具体的な指示があるのでしょうか?

キャラクターが持っている武器や必殺技の時に与えたい印象等の情報は仕様書に書いてありますが、どう演出するかの裁量はアニメチームに任されています。どういったキャラクターにしようか自分のアイデアや考えを盛り込みながらキャラクターを作り込むことができる部署です。アイデアを必要とする仕事なので、自分が参考になると思ったYouTubeをチームで共有したり、便利なスクリプトを見つけたら導入を提案したり、メンバー同士で情報交換しながら仕事に取り組んでいます。

今まで仕事をする中で、悔しい思いをしたことはありますか?

元々イラスト部門志望で就職活動をしていたので、実はアニメーションを作ったのはテクロスの入社試験が初めてでした。最初は求められるクオリティラインを超えられないことがあって悔しい思いをしたこともありましたが、そんな時はチーム内でコメントをもらってブラッシュアップして乗り越えることができました。今後はそのライン以上のクオリティのアニメーションを作って、ユーザーさんに可愛いと言ってもらえるキャラクターを増やしていきたいですね。

クリエイティブ職に就かれている方は自分の技術を磨くことに熱心な方が多くて尊敬してしまいます。今まで働く中で成功体験となった仕事はありますでしょうか。

とあるキャラクターのアニメーションを作ってゲームに実装された際、Twitterでそのキャラを推しているユーザーの方が、自分が担当したモーションのスクリーンショットを貼って「かわいい」とコメントしてくださって、とても嬉しかったのを覚えています。自分が手を入れてキャラクターにもっと愛着を持っていただけたのなら、それはクリエイター冥利に尽きるなと思います。

テクロスで働く他の魅力は?

テクロスは自社開発ができる会社なので、現在進行形でキャラクターの作り込みに関われるのは良いところです。ソーシャルゲームである以上、お客さんに長く楽しんでいただき新しいお客さんを取り込むことが出来るように、新しいコンテンツを加えるなどの工夫をしていかなければならないと思います。

アニメ部門はチームによる違いはあるのでしょうか?

使ってるツールがチームによって違うなどはありますが、ご飯会があったりと横のつながりも多いです。あるプロジェクトが忙しくなった時に人を異動させることもあります。

ゲームの違いで言うと、神姫プロジェクトはモーション数が多く必殺技の演出を長めにとっていることもあり、特にやりがいがあると個人的には思います。でもどのゲームも可愛い女の子を動かすのは同じで、仕事は楽しいですね。自分の中の設定としては、キャラクターはお嬢様で自分は執事で、お嬢様がより素敵に見えるようヒラヒラした衣装をうまく動かしてここにも手を加えて…といった感じで、キャラクターの魅力が最大限ユーザーの皆さんに伝わるように考えながら仕事をしています。一方、モンスターは、ギャグっぽいシナリオであればコミカルな動きにしたり、シリアスな流れであればかっこよく動かして強大な敵という感じを演出したり、違った楽しみがあります。

お話を聞いてるとアニメーターの仕事の楽しさが伝わってきますね。

もちろん一枚絵のイラストも一目ですごいと思わせる良さがありますが、アニメーションはやりたいと思ったことをモーションで詰め込めるので楽しい仕事だと思いますね。

他の方が作る作品に刺激を受けることもあります。会社で使っているツールで作った制作物を共有できるチャンネルがあるのですが、社員同士で感想を送り合うのが楽しいですし、風通しの良さを感じます。

今後の夢や目標

今後の夢や目標は何かありますか?

アニメチームで出来ることを増やしたいなと思います。イラストチームからもらったリソースを動かすだけではなくて、新しいツールを試して新しい付加価値を社内に提供したいです。

あとは、今は神姫プロジェクトチームのリーダーに就任して間もないのですぐにということではないですが、他の案件に入って色んな作風やモーションの経験を積みたいなと思います。

働きやすさ

社内の制度などでよく使っているものはありますか?

もちろんプロジェクトの忙しさは考慮しながらになりますが、有給休暇は好きな時にとることができます。

お休みの日の過ごし方

休みの日はどんな風に過ごされていますか?

今も趣味で絵を描いていて、ゲームのキャラクターを自分で作ってみたりしますね。他部門の仕事も間近で見られるので絵の技術を参考にさせてもらい、休日に試したりしています。プロの仕事が見られるのがテクロスに入って良かったと思うことの1つです。あとは、就職してから一人暮らしを始めたので休日は凝った料理に挑戦したりしますね。

応募者へのメッセージ

最後にテクロスに応募する方に何かメッセージがありましたらお願いします!

テクロスは、二次元のコンテンツに感銘を受けたことがある人なら楽しく働ける会社だと思います。私自身もこの会社をきっかけにアニメーションを作り始めたのですが、仕組みはそんなに複雑ではないですし、イラストが好きな方なら楽しめるはずです。無料でも高機能なツールがありますので、まずはぜひ気軽にアニメーション作りに挑戦してみてください!